いそべ、ありがとう。
先日のブログで紹介した友人宅の「いそべくん」
8月7日の夜、突然のクシャミ・発熱。
夜間緊急診療に駆け込み、翌朝も診察して頂きましたが
残念ながら8月8日のお昼過ぎ、虹の橋を渡ってしまいました。
やっとふこ毛が生え揃い、これから愛らしいやんちゃ坊主に成長するこのタイミング。
悲しいけれど
いそべがこの世に生を受け、僅か3週間という短い時間を生きた証を残せた事。
そして何よりも保護主様をはじめとする皆様からたくさんの愛情を胸に刻めた事。
ヒトの温もりに抱かれて旅だった事。
それが救いでした。
今回はいそべを愛して下さった皆様を代表して保護主様宅へ行ってきました。
旅立ちの時は敢えて色のあるお花を持って行くのが私流。
白いお花は苦手なんですよ。
「あなたの猫生、嬉しいも悲しいもなく、まっさらでした」
って言ってるようで。
だからいつも、その子に合ったお花を選ぶようにしています。
「あなたが生きた猫生は色に溢れた世界だったね」と。
今回は夏に産まれ、夏に旅立ったいそべに似合うよう
小ぶりの向日葵を選びました。
スーパーとかで見かけるような、2~3本入ってセロハンでまとめてあるのをいくつか選び
お花屋さんに無理言って1つにまとめてもらいました。
この時メッセージカードを1枚頂戴し、ツイッターやFacebookでいそべに愛情を下さった
全ての方を代表して
「みんないそべの事愛していたよ。だからその温もりを胸に、また
必ず帰って来てね。その時はミルクママたち(私・保護主様・シッター様)の誰かが
必ず抱き上げるからね。出来れば分かり易く、同じ模様で帰って来てね」と書き添えて。
お花とメッセージカードは皆様の愛情と共に、小さな棺に納めて来ました。
小ぶりの向日葵が小さな棺には大きすぎて。
何本かある向日葵のうち、1つをいそべの枕にしてきました。
その枕を作るタイミングで1度だけ抱っこしてきました。
私の手の中で今にも起きてきそうないそべ。
こんなに愛らしい子、どうして猫神様は連れて行ってしまったのかな。
体は固くなってしまっていたけれど、ピンクベージュの肉球はふにふにのまま。
それがまた余計に涙を誘いました。
いそべ、ありがとね。
小さな命で、私は色んな事を再認識させてもらったよ。
どの子も等しく、大事な命。
我が子たちがここまで元気で暮らしている奇跡。
ちゃんと猫神様に苦情申し立てしなさいよ。
「こっちに戻って来るのが早過ぎます!ボクはまだ、美味しいご飯の味も
先輩猫から猫とはなんぞやを学んでいません!
ネズミのおもちゃでも遊んでいません!!
だから早く戻して下さい」って。
で、この時保護主様には以前お話させて頂いた
「いそべのポストカード販売希望」についてですが、
今日猫の国へ旅立った事で
いそべはみなさんの愛猫になった事
そして
いそべが生きた軌跡を皆様の元へ
と言う事で販売させて頂く事になりました。
いそべが3週間という短い時間を過ごした証。
今後展示予定はあってもポストカード販売の予定はありません。
今回は保護主様が手作りされている「肉球アクリルたわし」をセットにして
お届けしたいと思います。
価格はこのセットで1080円+送料205円=1,285円です。
肉球の色はいそべの肉球にして作ってもらう予定です。
また今回は「受注生産」となりますので、お申込み・入金完了後
お届けまでに1週間程度のお時間を頂戴致しますので予めご了承下さいませ。
更に「我が子色のアクリルたわし希望」の場合は1個270円(税込)にて受注生産となります。
それから今回の売上金から、アクリルたわし分は保護主様へ
またポストカード1枚分を次にご縁があった毛玉を救うために「いそべ基金」と称して
大事に保管させて頂きます。
販売は今日から来週15日の23:59までとなっております。
どうぞ宜しくお願い致します。
「いそべ基金」は受付終了となりました。
大勢の方からお申し込み頂き、誠にありがとうございました。
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